そのお手入れ、革の寿命を縮めていませんか?
2026年最新:プロが教える「絶対にやってはいけない」NGメンテナンス
せっかく購入した本革ソファ。良かれと思って試したお手入れが、実は革を致命的に傷つけているかもしれません。まずは、プロが絶対に避けるべきと断言するNGメンテナンスを確認しましょう。
1. 本革ソファに「絶対にやってはいけない」NGメンテナンス
① 中性洗剤(家庭用洗剤)の使用
食器用中性洗剤を薄めて使う人が多いのではないでしょうか?汚れは落ちるかもしれませんが、革の表面にダメージを与え柔軟性が失われて、硬くなったり、ひび割れの原因になります。
② 乾拭きをする
強く擦ると革の表面を傷め、汚れをシボの奥へ押し込んでしつこい汚れ(テカリ)の原因になります。軽く拭くことも厳禁です。汚れは専門のクリーナで除去して下さい。また、表面に積もったホコリは汚れの原因になります。こまめに掃除機で吸い取って下さい
③ 化学雑巾で拭く
布に染みこませた薬剤にホコリを付着させて取るのが化学雑巾です。便利でホコリは良く取れますが、革製品の汚れは除去できません。革製品に使うと革を変色させる恐れがあります。薬剤が革に染みこむと汚れが付きやすくなるなど、逆効果となります。
④ アルコール・除菌
革製品はもちろん、合成皮革にもアルコールや除菌剤を使用することにより、革の表面の塗装膜の劣化につながり色落ち、シミ、ベタつきが起きてしまいます。
⑤ ハンドクリームを塗る
人間の皮膚(生きている皮)にはバランス良く作られていても、革製品に使用すると油のシミや色が濃くなってきます。表面にベタつきが出てきて、汚れやすくなります。
⑥ 靴クリームを塗る
靴クリームには、革の光沢を出す成分が含まれています。ソファや椅子に使用すると滑りやすくなって掛け心地が悪くなります。また靴クリームには油成分が多い物があります。油成分はシミやベタつきの原因になります。
⑦ メラミンスポンジ・消しゴミでこする
こすり過ぎると革の色が薄くなったり、艶がなくなることがあります。研磨剤の入ったスポンジや消しゴムを使用して汚れを取ると、革の塗装膜を傷つけ革製品本来の寿命を短くします。これらは使用しないで下さい。
⑧ 起毛革(スウェード・ヌバック)の汚れおとしに、金ブラシや消しゴムを使う
こすり過ぎると革の色が薄くなったり、艶がなくなることがあります。研磨剤の入ったスポンジや消しゴムを使用して汚れを取ると、革の塗装膜を傷つけ革製品本来の寿命を短くします。これらは使用しないで下さい。
2. まさかの大敵!皮脂!
革製品をお手入れせずに使用し続けた場合に発生するトラブルが「ヒビ割れ」です。ヒビ割れはお手入れ用品で修復することができません。褪色や変色、軽度のヒビ割れであれば、補色剤や専門家による染め直しで修理できますが、あくまでもお色直しになるためヒビ割れた革が回復するわけではないのです。深刻なヒビ割れになると、修理してもすぐにまた割れてしまうため、直す手段がなくなってしまいます。
この「ヒビ割れ」の大きな原因となるのが、わたしたち人間から出る汗・皮脂になります。ソファの座面や、カバンの持ち手、お財布を握る部分がヒビ割れてしまった経験はないでしょうか?よく触れる部分には汗・皮脂が多く革に浸透しているため、ヒビ割れが発生して汚れなども付着しやすくなります。
3. 失敗を回避!カリモク家具も推奨する「正解」ケア
間違った手入れを避けた上で、次は「本物のケア」を取り入れましょう。日本最大級の家具メーカー、カリモク家具が公式に推奨しているのが、イタリア製本革ケアキット「レザーマスター」でのメンテナンスケアです。
レザーマスターが「唯一の正解」と言われる理由
レザーマスターは1986年に革製品の「保護(防汚)・保革 + クリーニング」を同時に行うキットとして世界で初めて発売されたブランド。革に必要な栄養や水分を与えながら、革の内側に目に見えない通気性の保護膜を形成し、革の仕上げ剤を通り抜けてきた汗や油脂が、革に浸透するのを防ぎます。この保護膜には、撥水・撥油効果もあり、汚れが付着しにくく、付着しても取りやすくなり、革が痛むのを抑えます。今や世界80カ国で販売されている「ユニタス」レザーマスターは、革製品の本場イタリアで生まれ、ヨーロッパの最高級メーカー、高級車メーカー、アメリカ・日本のトップ家具メーカーなど革製品を知り尽くした専門家に選ばれています。

4. 【最重要】買ったときにプロテクトするべき理由

革の大敵は、体から出る汗や油脂。新品の革製品でも時間経過とともに汗・油脂が表面のプロテクト剤を溶かし革の内側に浸透。ヒビ割れや変色の原因になります。

プロテクションクリームは革の内部に必要な栄養と水分を浸透させます。保湿と防汚効果を与え、革のヒビ割れや変色となる汗、皮脂、汚れなどなどが革の内部に染みこむのを防ぎます。

ソフトクリーナは革を傷めずに水溶性のシミや汗、皮脂汚れなどの日常でついた汚れを泡で浮かせて除去します。表面はもちろん、カビの原因にもなる毛穴内部の汚れも取り除きます。除菌・中和消臭効果もあります。
大切な革製品を美しく、一生使い続けるためのメンテナンス方法は、「買ったらすぐプロテクトする」のが最も賢いケア術です。
レザープロテクションクリームを使用した場合:革の内部に必要な栄養と水分を浸透させます。保湿と防汚効果を与え、汗・皮脂・汚れが革の内部に染み込むのを防ぎます。
使い始める前のたったひと手間で、将来の深刻なダメージを防ぐことができます!
5. 【図解】レザーマスターを使った正しいお手入れ手順
レザーマスター公式が案内している細かい泡を活用した具体的なお手入れ手順です。泡立てがポイントです!
① 泡たてがポイント
使用目的に合ったクリーナをチョイス。あらかじめクリーナーをよく振り混ぜて専用のスポンジに十分に付けよく揉んでムース状の泡をたてます。ここがポイントです。
② 汚れの箇所を軽く洗い出す
汚れの箇所に直接、軽く円を描く様にして汚れを洗いだします。洗顔時の力の具合をイメージして洗っていくのがポイントです。
③ 汚れを拭き取り、自然乾燥させる
浮かび上がった汚れを清潔な柔らかい布で拭き取り、自然乾燥させます。しつこい汚れの場合は、この①〜③の作業を繰り返し行います。
④ 完全に乾いてから保護クリームを塗布
革が完全に乾いたことを確認してから、「レザープロテクションクリーム」を塗布します
⑤ 隅々までまんべんなく塗る
革表面にまんべんなく塗っていきます。隅や手が触れやすい部分にもしっかり塗布し、塗り残しがないように注意します。
⑥ 乾燥させる
塗り終わったら乾燥するまで放置します。内部の水分と脂肪質がバランスよくなり、革製品は美しさを取り戻します。
もちろん、ソファーばかりではなく、バックや靴、お財布など、どんな革製品にも使用していただけます。これさえあれば家中の革製品をいつも綺麗な状態で長く愛用することが可能になります。
6. 【Q&A】レザーマスター使用時のよくある疑問
レザーマスターに関する具体的な質問と回答をまとめました。
Q. 汚れの箇所をクリーニングすると線状にあるいは、特定の箇所だけ色が濃くなりました! 又、乾いてから触れてみると、その箇所が他と比べてザラザラしています。(傷が見えます。)
A. これは、擦り傷や切り傷の中に入り込み、傷を埋めていた汚れが除去された為です。クリーナーが革の表面を傷つけた訳ではありません。革が完全に乾いてからプロテクションレザークリームを塗布する事により傷の進行速度を抑える事が出来ます。
Q. ソフトクリーナーでクリーニング後は、乾くと革の色が濃くなり少し硬くなったように感じますが?
A. これは、クリーナーが革に吸収され乾燥した為、一時的に革が収縮した状態になっています。 革を優しくマッサージするように揉みほぐすと、元の色と風合いに戻ります。
Q. レザープロテクションクリームを塗布すると、生地に革の色が付着してしまいました!
A. 特殊仕上げされた革の場合、革の染料色が生地に付着する事があります。 塗布した箇所を完全に乾燥してから確認してください。色が薄くなっていなければ問題はありません。 その場合、塗布しないよりもレザープロテクションクリームを塗布する方が、その後の色落ちや汚れ防止の効果に優れます。
Q. レザープロテクションクリームを塗布すると、塗りムラが出てしまいました!
A. 艶が強い仕上げの革であれば、完全に乾燥後、乾いた清潔で柔らかい布でカラ拭きするとムラが消えて美しい艶が出ます。又、艶をおさえた仕上げの革にムラが生じた時は、十分にクリーニングが行われていないと思われます。再度革全体をクリーニングして、完全に汚れを落としてからレザープロテクションクリームを塗布してください。
Q. ヌメ革にレザーマスター製品を使ってケアしても大丈夫ですか?
A. ヌメ革にクリーナーを使用すると革の色が濃くなったり色ムラがおこり、乾燥後もその状態は戻りません。但し、ヌメ革製品を使用する前にレザープロテクションクリームの塗布をする事で、雨ジミや皮脂の浸透するスピードを遅らせる事が可能となり、ソフトクリーナーで汚れの手入れが出来る様になります。
Q. クリーナーをスポンジに付けて揉んでも、あまり泡立ちませんが?
A. 2つの原因が考えられます。①クリーナーの量が少なくありませんか?②有効期限が過ぎている可能性があります。外箱に印刷されている有効期限を確認してください。
Q. クリーニングの際、泡が直ぐに消えてしまいますが?
A. 革製品の汚れが非常に強い可能性があります。スポンジの汚れをよく落としてから、少し多めにクリーナーを付けてお手入れしてください。絶対に泡のない状態では、擦り洗いをしないでください。
Q. クリーナーを使用すると革の色が濃く変色してしまいました!
A. これは革本来の吸水性が大変強い為に生じた現象です。革の色が変化したのでは無く、革がクリーナーを吸収した為に起こります。革が乾いてから軽く揉みほぐせば元の色に戻ります。
Q. 革の汚れを落とした後、汚れの輪染みが生じてしまいました!
A. 汚れの部分だけをお手入れした為に、革の内部に蓄積された汚れが周りににじみ出て、輪染みを生じています。お手入れする時は、汚れの中心に向かってクリーニングします。また、汚れのある部分だけを集中的にお手入れしないで、その周り全体をお手入れしてください。 浮かび上がってきた汚れは放置せず、乾いた清潔な白布で拭き取ります。そのまま放置した場合も輪染みの原因となりますのでご注意下さい。
Q. 家庭に小さな子供やペットがいますが、お手入れの後の革を舐めても大丈夫ですか?
A. 乾いた後であれば問題ありません。革が乾いたことを確認する方法としては、革に手の甲を当て「冷たく」感じた場合はまだ革が湿っている状態です。自然乾燥で引き続き乾かしてください。冷たく感じない場合は革が完全に乾いている状態と判断いただけます。


