国産家具の使用は、環境を守ることにも繋がります。
輸送による二酸化炭素の排出量の削減はもちろんですが、
国産家具メーカーの多くは、日本の木材の活用により森林を守り、制作や輸送の過程でも環境に配慮しています。
例１）カリモク家具の取り組み総合家具メーカーのカリモク家具は、
未利用材やリサイクル材の活用に取り組んでいます。
また、森林認証制度FSCTM・PEFCのCoC認証を取得、
持続可能な森づくりに貢献しています。
さらに、修理・パーツ交換のリユースシステムや、
家具の適切なメンテナンス・修理により、
廃棄物の削減を目指しています。
例2）飛騨産業の取り組み90年以上の歴史を持つ家具メーカー「飛騨産業」は、
廃材とされてきた木の節を生かした家具や、
チップ燃料の利用以外は廃棄されていた枝を主役にした
家具の製造にチャレンジしています。
また、山を守るために枝打ちされた枝葉なども活用するため、
樹液抽出の研究を行っています。